はじめに
「しっかり寝たはずなのに、朝起きても疲れている」
そんな相談は当サロンでもとても多いです。
実はこれ、
身体の問題ではなく “自律神経のバランス” が原因
というケースがとても多いのです。
この記事では、
・なぜ疲れが取れないのか
・睡眠と自律神経の関係
・今日からできる改善策
を、セラピスト目線でわかりやすく解説していきます。
疲れが取れない理由は「寝ている間」にある
睡眠には「脳を休める役割」と「身体を回復させる役割」があります。
とくに身体のメンテナンスは 副交感神経が優位になっている時間 に行われます。
しかし――
✔ スマホを寝る直前まで触っている
✔ 寝るギリギリまで仕事をしている
✔ 頭や首が緊張したまま眠っている
このような状態だと、副交感神経がなかなか働けず、
眠っていても身体が回復できません。
自律神経の乱れが睡眠に影響する理由
自律神経は “アクセル(交感神経)” と “ブレーキ(副交感神経)” の役割があります。
本来、夜はブレーキが働いて心身がゆるむはずですが、
現代の生活では アクセルが踏みっぱなし の状態になりやすいのです。
● 交感神経が優位だと起こること
・寝つきが悪い
・夜中に目が覚める
・浅い眠りになる
・朝から体が重い
どれか1つでも当てはまるなら、
睡眠の問題というより 自律神経の切り替え不良 を疑ってください。
今日からできる“睡眠 × 自律神経”の整え方
① 首・肩の緊張をゆるめる(最優先)
スマホやPCで一番固くなるのが首まわり。
ここには副交感神経が働くポイントが多いため、
首肩をゆるめるだけで眠りの質が一気に変わります。
<簡単セルフケア>
- 耳の後ろ〜首の付け根を指でゆっくり押す
- 首の横を下→上にさすり上げる
- 肩を大きく前後に回す
寝る前の3分でOKです。
② 寝る1時間前は「光断ち」する
スマホの光は自律神経のアクセルを踏ませる最大の要因です。
・画面の明るさを落とす
・“ナイトモード” をONにする
・できれば布団に入ったら触らない
これだけでも入眠の質が変わります。
③ 深部体温を下げやすくする習慣
睡眠前は、身体の熱がゆっくり下がることで自然に眠気が訪れます。
おすすめは
「寝る90分前にお風呂」
ぬるめ(38〜40℃)でゆっくり浸かると、副交感神経が自然と優位になります。
④ 呼吸を整える(特に吐く息を長く)
呼吸が浅い=交感神経が優位になりやすい状態。
<おすすめ呼吸>
4秒吸って
→ 6〜8秒でゆっくり吐く
“吐くほうを長く” がポイントです。
それでも改善しない場合は?
生活習慣を変えても改善しない場合は、
・寝具が合っていない
・首肩の慢性的な緊張
・ストレス負荷の蓄積
など、物理的な問題が背景にあることも多いです。
当サロンでお客様を施術する際も、
首肩の硬さを取った瞬間に「その日から眠れた」という声はとても多いです。
センター南、センター北、仲町台、ふれあいの丘、
都筑区でリラクゼーションサロンをお探しの方はぜひ一度当サロンにお越しください。
まとめ
・疲れが取れないのは“寝ている間”に副交感神経が働けていないから
・スマホ・緊張・ストレスでアクセルが踏みっぱなしになりがち
・首肩の緊張をゆるめると、睡眠の質が大きく上がる
・呼吸や光の調整など、今日からできる改善策は多い
睡眠は「量」よりも「質」。
自律神経を整えることで、毎日の疲労回復がスムーズになります。


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